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高速で賢いGPT-4.1がChatGPTでも利用可能に

GPT-4o miniやGPT-4oを上回る性能

 OpenAIは15日、最新のモデルである「GPT-4.1」をChatGPTで利用できるようにすると発表した。同モデルは4月14日にAPI経由で提供されたものとなっている。

 ChatGPT Plus、Pro、Teamサブスクリプションユーザーは、モデルピッカーの「その他のモデル」ドロップダウンからGPT-4.1を選択できる。EnterpriseおよびEduユーザーは、今後数週間以内にアクセスできるようになる。

 また、無料を含むすべてのユーザー向けに、ChatGPTで「GPT-4o mini」に代わる「GPT-4.1 mini」を導入している。

 GPT-4.1は、コーディングタスクと命令に従う能力に優れたモデルで、GPT-4oおよびGPT-4o miniを全般的に上回る性能を実現。最大100万トークンのコンテキストをサポートし、長いコンテキストの理解能力の向上を有効に活用できる。また、高速であるため、日常的なコーディングニーズでは、「OpenAI o3」および「o4-mini」の優れた代替手段として利用できるとしている。