ニュース

「macOS Tahoe」はIntel Macに対応する最後のOSに

 Appleは、今秋投入予定の次期「macOS Tahoe」がIntel Macをサポートする最後のOSになることを、開発者向けイベント「WWDC25」内のセッション「Platforms State of Union」にて明らかにした。

 同社では2020年11月、Mac向けの初代Apple Siliconとなる「M1」を発表し、その後Apple Silicon搭載製品を順次拡大。2年前にはラインナップ全体での移行が完了しており、WWDCでは今秋リリースされるmacOS Tahoeが、Intel Mac向けmacOSの最終リリースとなると説明した。Intel Macは2006年に初めて製品が登場して以来、2023年6月にMac ProがM2 Ultraを搭載するまで、およそ17年間に渡って製品が展開された。

 開発者に対しては、今回のmacOS Tahoeにおいて新デザイン言語Liquid Glassの導入や、Apple Intelligenceのオンデバイスモデルの提供、XcodeやSwiftなどの強化などを図っており、Apple Silicon版アプリに移行する絶好の機会だと説明している。